冬キャンプで電気毛布を一晩使うには何Wh必要?
電気毛布は小さな電力で暖かく、ポータブル電源と相性のよい暖房です。設定(強・中)で必要な容量が2倍近く変わります。
計算例:1人・一晩(8時間)
容量計算ツール(変換効率85%・余裕20%)で計算しました。スマホ充電15W×2時間、LED照明10W×4時間を含みます。
| 電気毛布の設定 | 1日の消費量 | 必要な容量 | 容量の目安 |
|---|---|---|---|
| 強(50W×8時間) | 400+30+40=470Wh | 約664Wh | 700Wh以上 |
| 中(平均25Wと仮定×8時間) | 200+30+40=270Wh | 約382Wh | 500Wh級で足りる |
強:470 ÷ 0.85 ×(1+0.20)=663.5 → 約664Wh
中:270 ÷ 0.85 × 1.20=381.2 → 約382Wh
結論が変わる点:「中」の平均25Wは、強の半分という仮定です。製品や外気温でもっと増えることがあります。500Wh級を選ぶなら、一度自宅で「中」のまま一晩使い、朝の残量を見ておくと確実です。
500Wh級で電気毛布だけなら何時間?
適合判定 で、Jackery 500 New(512Wh・定格500W)に電気毛布50Wをつないだ場合を計算しました。
強(50W):512×0.80÷50=8.19 → 8.1〜9.3時間(効率80〜90%)
中(25W):512×0.80÷25=16.38 → 16.3〜18.5時間
「強」のままだと一晩でほぼ使い切ります。寝入りだけ強にして、その後は中に下げると翌朝のスマホ充電分が残ります。
2人・連泊ではどうなるか
| シーン | 使い方 | 必要な容量 |
|---|---|---|
| 2人・1泊 | 電気毛布2枚(強50W)×8h、スマホ2台×2h、照明4h | 約1,271Wh |
| 2人・1泊(中) | 電気毛布2枚(25W)×8h、スマホ2台×2h、照明4h | 約706Wh |
| 1人・2泊(強) | 1人・一晩の条件×2日 | 約1,328Wh |
2人で「強」を一晩なら1,000Wh級でも足りません。2泊以上は、サイトの電源(AC電源付きサイト)や車での充電と組み合わせるか、「中」で使う前提にします。
容量を節約するコツ
- 寝袋の中や上掛けの下で使うと、同じ暖かさでも設定を下げられます。
- USB(DC)で充電できる機器は、ACを通さないほうが変換ロスが少なくなります。
- 電気ケトルなどの高出力家電は短時間でも容量を大きく使います。お湯はガスで沸かします。
よくある質問
電気毛布の消費電力はどれくらいですか?
取扱説明書の消費電力は「強」に近い最大値で、敷き毛布で50W前後の製品が多くあります。「中」以下ではサーモスタットが入り切りするため、平均はおおむね半分以下になります(製品により異なる)。
寒いと容量が減りますか?
リチウムイオン電池は低温で取り出せる電気が減り、充電もできない温度があります。冬は電源をテント内や車内の寒すぎない場所に置き、余裕を多めに見てください。
ガスやカイロではだめですか?
テント内での燃焼器具は一酸化炭素中毒の危険があります。電気毛布は燃焼しないため使いやすい暖房ですが、ポータブル電源も換気・設置場所は取扱説明書に従ってください。