ポータブル電源で炊飯器は何回炊ける?
結論:1000Whなら、マイコン式(700W・30分=350Wh/回)で約2回。カタログの炊飯時消費電力量が150Wh/回の機種なら約5回です。必要な定格出力はマイコン式で800W級、IH式で1500W級です。
容量別の早見表
| 容量 | 多めに見る 350Wh/回 | カタログ値の例 150Wh/回 | 動く方式の目安 |
|---|---|---|---|
| 300Wh | 0回(足りない) | 約1回 | 定格不足が多い |
| 500Wh | 約1回 | 約2回 | 小型マイコン(定格に注意) |
| 700Wh | 約1回 | 約3回 | マイコン |
| 1000Wh | 約2回 | 約5回 | マイコン(定格1500W級ならIH) |
| 1500Wh | 約3回 | 約8回 | マイコン・IH |
| 2000Wh | 約4回 | 約11回 | マイコン・IH |
回数 = 容量(Wh)× 変換効率0.85 ÷ 1回の電力量(Wh、端数切り捨て)
例:1000 × 0.85 ÷ 350 = 2.43 → 約2回
700W・30分は容量計算ツールのプリセット(炊飯時)と同じで、炊飯中ずっと最大で動く多めの見積もりです。実際は途中で出力が下がるため、カタログの「炊飯時消費電力量(Wh/回)」があればそちらを使ってください。150Wh/回は3合程度のマイコン式で見られる値の一例で、特定の製品の値ではありません。
必要な出力
- マイコン式(消費電力700W前後):700 × 1.1 = 770W以上。
- IH式(5.5合で1,000〜1,400W程度):1,200W なら 1,320W以上で、定格1500W級。
- 瞬間最大出力:ヒーター・IHとも大きな上乗せは少ないですが、炊き始めに最大電力を流します。
炊飯器ならではの注意
- 「消費電力」と「炊飯時消費電力量」を分けて見る:消費電力(W)は定格出力と比べる値、炊飯時消費電力量(Wh/回)は容量と比べる値です。
- 保温は切る:保温は数十Wでも、何時間も続くと1回の炊飯に近い電力量になります。炊けたら保温を切り、保温容器に移します。
- 寒さで容量が落ちる:冬の屋外では表の回数より少なく見積もります。
動くかどうかは 機種の適合判定、主要機種の定格出力は 機種比較表 へ。
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よくある質問
停電中にご飯を炊くなら?
1000Wh級なら1〜2回は炊けますが、冷蔵庫や照明の分が減ります。カセットコンロと鍋で炊くか、まとめて炊いて保温を切る使い方が容量を節約できます。
炊飯時消費電力量はどこに書いてありますか?
カタログや取扱説明書の仕様表に「炊飯時消費電力量」「1回あたり◯Wh」として載っていることが多いです。
計算結果は目安です。医療機器(在宅酸素濃縮器、人工呼吸器など)の電源確保には使わず、主治医・機器メーカーにご相談ください。