在宅ワーク中の停電:ポータブル電源で何時間働ける?
仕事に必要な機器は消費電力が小さく、ポイントは「何時間続けるか」です。
計算例:1日8時間の作業
容量計算ツール(変換効率85%・余裕20%)で計算しました。
| 機器 | 消費電力(目安) | 時間 | 消費量 |
|---|---|---|---|
| ノートPC | 60W | 8時間 | 480Wh |
| 外部モニター(24型程度) | 25W | 8時間 | 200Wh |
| Wi-Fiルーター | 10W | 8時間 | 80Wh |
| デスクライト(LED) | 10W | 8時間 | 80Wh |
| スマホ充電 | 15W | 2時間 | 30Wh |
| 合計 | 870Wh | ||
必要な容量:870 ÷ 0.85 × 1.20=約1,229Wh
同時使用の合計 120W → 必要な定格出力 132W(ほぼすべての機種で足ります)
1,024Whの機種で作業を続けると:平均の負荷 870÷8=約109W、1,024×0.80÷109=7.5時間〜1,024×0.90÷109=8.5時間
1,000Wh級は「1日ちょうど働ける」量で、余裕はほとんどありません。翌日も続くなら1,500Wh級以上か、使う機器を絞ります。
結論が変わる点:ノートPCの60Wは充電中を含む目安で、作業内容で大きく変わります。外部モニターを使わない・画面を暗くするだけで、1日の消費量は200Wh以上減ります(モニター分)。
機器を絞るとどこまで延びるか
| 使い方 | 1日(8時間)の消費量 | 必要な容量 |
|---|---|---|
| 全部使う(上の例) | 870Wh | 約1,229Wh |
| モニターなし | 670Wh | 約946Wh |
| モニターなし・ノートPCは内蔵電池も使い、充電は半分の時間 | 430Wh | 約608Wh |
ノートPCは内蔵の電池だけで数時間動くことが多く、その分ポータブル電源を節約できます。500Wh級でも「モニターなし・充電は半分」なら1日の作業に届く計算です。
よくある質問
停電中でもインターネットは使えますか?
自宅のWi-Fiルーターとモデム(ONU)に電気を送れば使える場合がありますが、地域の通信設備側が停電していると使えません。スマホのテザリングを予備にしておくと安心です。
デスクトップPCは使えますか?
消費電力が大きく、急に電源が切れるとデータを失うおそれがあります。容量計算ツールで実際の消費電力を入れて確かめ、作業はこまめに保存してください。
UPSの代わりになりますか?
停電時に自動で切り替わる機能(UPS機能)の有無と切替時間は機種によります。メーカー公式の仕様で確認してください。当サイトの比較表ではこの項目を扱っていません。